第10回日本スポーツ理学療法学会学術大会

あけましておめでとうございます!

学会に来てて大丈夫?と数名の方から言われた、修論提出間近のM2樋口です。

第10回を迎えた日本スポーツ理学療法学会学術大会では、『スポーツ理学療法における共有と伝承―The Best Contemporary Evidence and Expert Opinion―』という学会テーマで開催されました。

昨年の演題発表が144(口述が72演題、ポスター72演題)に対して、今年は160演題(口述47演題、ポスター113演題)であり昨年と比較して16演題増え賑わいをみせていました。理学療法分野においてスポーツに力を入れる病院やクリニック、セラピストの方々が増えているのだと思われます。(演題数える暇あったら修論やれ…と言われないように急いで数えました)

演題内容は、パフォーマンスや治療・評価に関する報告よりも外傷や障害の予防に関する報告が多くを占めていました。多くのセラピストが臨床や現場において選手生命をより長く、パフォーマンスを維持するために傷害予防の重要を感じているのだと思います。

今学会でスポーツ理学療法の領域で活躍されている方々の講演を聞いて得たことを活かし、選手のために自分の出来る事を考えながら引き続き研究、臨床に取り組んでいきたいと思います。また、現場や臨床において、選手の将来を見据えた指導も出来るように鳥居研で学んだことを大いに活かしていきたいところです。

発表演題(形式:ポスター)

〇筒井助教:成長期サッカー選手における両側および片側腰椎Bone Stress Injuryの違い―骨盤・脊柱アライメントに着目して―

〇樋口明奈:小中学生の外反母趾角と足部形態及び足部内在筋筋横断面積の関係